■例:マフラーの場合
マフラーを例にとって考えてみましょう。マフラーにはいろいろな肩書きがあります。
細かく分ければもっとありますが、大まかにはこの4種類です。
【1】保安基準適合マフラー 【2】車検対応 JASMA認定品
【3】車検対応 JASMA非認定品 【4】競技専用マフラー
このうち「車検に通らないマフラー」はどれでしょう?
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・・・・・・
【4】競技専用マフラーだと思った方、ハズレです。
【1】〜【4】はどれも車検を通ります、
ある一定の基準を満たしていればですが・・・。
マフラーが車検に通る基準としては、音量(エンジン搭載位置や車両製造年月日により基準が異なる)が一番の問題点となります。排気ガスの基準が守られていること・触媒が付いていること・正しく取り付けられていること・消音機(マフラー)が装着されていること・最低地上高が保持されていることは大前提なので省略しますが、上の【1】〜【4】の表記であっても基準を満たしていればOKなのです。例え「競技専用品」であっても、です。音量の計り方の基準も正しく定められていますが、ここでは省略します。
逆に【1】〜【3】であっても経年劣化などで音量の規定を超えてしまえば車検には通りません。よって「車検対応マフラー」であっても絶対に車検に通るわけではないのです。絶対安心と思われがちな純正マフラー(新車購入時のマフラー)でも走行距離や車両使用度合いに応じて劣化するので、いつかは車検に通らなくなる時がきます。
このようなことを理解した上で、正しくパーツを選んでいただければと思います。
【1】〜【4】のマフラーの違いについて簡単にご説明しましょう。
【1】保安基準適合マフラー
純正マフラーが該当します。刻印やら証明書などはありませんが、自動車メーカーが指定しているマフラーが主です。一部メーカー直系メーカー(nismoやSUZUKI
Sportsなど)にも存在する場合があります。車検時には正しい検査を行い、保安基準に適合しなくなった場合は車検には通りません。
【2】車検対応 JASMA認定品
これが一番多い種類です。JASMAとはマフラーメーカーが自主的に「保安基準を満たした正しい製品をつくりましょう」と集まった団体で、一品一品その適合車種に取り付けて検査を行なって証明書を発行しています。JASMA適合のほとんどの製品が、保安基準の音量よりも下回って製作されています。この製品は「正しい検査の元、保安基準に適合するマフラーを製造しました」というだけで証明書を提示することで検査をパスできるわけではありません。車検時には正しい検査を行い、保安基準に適合しない場合は車検には通らなくなることもあります(経年劣化などで音量を超えた場合など)。
【3】車検対応 JASMA非認定品
メーカーが製造・検査を行なった段階で保安基準に適合している製品です。JASMA団体には加盟していませんが、メーカーが責任を持って保安基準内に収めて製造している製品です。車検時には【1】【2】のマフラー同様に検査を行い、保安基準に適合しない場合は車検には通りません。
【4】競技専用マフラー
どのカテゴリーの競技に使うのかは疑問ですが、要は上記の【1】〜【3】のどれにも当てはまらないものです。走行性能を重視して製作されているので、音量の測定などを行なっていないもの、測定は行なっているが音量は保安基準内に収まっていないものがほとんどです。ただ競技専用マフラーでも保安基準内に収まっていれば車検には通ります(まぁ、ほとんどありませんが)。
肩書きがどうであれ車検に通らなくなる時期がいつかはやってきます。
ただメーカーが「保安基準適合」や「車検対応」を表示している製品の方が安心して長期間使えるということです。くどいようですが車両の使用方法や保管状況によって変わるので、何時まで使用できるかはわかりません。
車検対応≠車検適合の意味を少しはお分かりいただけましたか?
「車検対応とあっても必ず車検(保安基準)に
適合するとは限らない」ということです。
ヘッドライトバルブなども同様で「車検対応」の記載があっても必ず車検に通るわけではありません。車種専用には製造されていないので、レンズの形状によっては車検に通らない場合もあります。
ご不明な点は、当店スタッフまでお気軽にお尋ねください。
JASMA(日本自動車マフラー協会) >>> http://www.jasma.org/
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